前提条件
 AGB_FIRMを弄るなどしてGBAソフトを導入、またはバーチャルコンソールでGBAのソフトを持っている人が対象です。いわゆるパーティションをバックアップ・リストアする、意味のない方法ではありません。ちゃんとセーブデータだけをバックアップ・リストアする方法です。当たり前ですが、自分でGBAソフトを導入する場合は、自分でバックアップしたものを使いましょう。

バックアップ・リストア方法
 はじめに、一度セーブデータをバックアップしたいGBAソフトを起動します。その後終了します。セーブする必要はありません。あくまでも起動することが大切なのです。
 というのも、これから紹介する方法では「最後に起動したGBAソフト」のセーブデータのみを読み込むようになっているからです。選択はできないのです。

今回は牧場物語をチョイス。ROMのダンプはDSlite経由で行いました。
DSC_0417
起動して終了させます。(セーブはしなくてOK、起動さえすれば良いのです)


 次に、Decypt9WIPを入手(以下のリンクより)し、さらにSDカードのルート上にfiles9というフォルダを作ります。そしてDecypt9WIPを起動します。(起動する環境はemunand上でもsysnand上でも構いません。)
※最新版は何故か起動しなかったので、古いDecrypt9WIPを使用しています。
※Decrypt9UIはgbaのセーブデータをバックアップ・リストアする機能がありません。(パーティションをダンプする機能はありますが、使えないファイルなので意味がありません。)

★ここでポイント
 files9内にslot0x24keyY.binかaeskeydb.binがないとGBAのセーブデータがバックアップ・リストアできません。少々よろしくないファイルなので、各自で探してコピーしておくようにしてください。おすすめはaeskeydb.binです。4つのキーが入っているので…


起動したらsysnand optionsを選択します。(GBAのセーブデータはemunandで起動しようともsysnandに保存されるため、というかemunandで起動すると自動でsysnandに切り替わって起動するので…)
DSC_0408

次に一番下のMiscellaneousを選択。
DSC_0409
そしてGBA VC Save Dumpでセーブデータをバックアップします。(リストアはinject)
DSC_0410
すると実行していいか聞かれるのでAを押して続行。
DSC_0411
もともとファイルが有る場合、上書きするがいいか?と聞かれます。良ければAで続行します。
DSC_0412
一瞬で完了するので、STARTを押して再起動するなどした後、電源を切ってSDカードを取り出します。
DSC_0413
この時点でバックアップは完了です。SDカードのfiles9フォルダ内に、gbavc.savというファイルが出来上がっています。これがセーブデータです。

★ここでポイント
 何故か64KBまでしかセーブデータを保存できない(VCの都合?)ので、ポケモンなど128KBのセーブデータはツールなどで読み込んだり、元のROMに書き込んでも動作しません。そのため、以下のリンクよりDSSaveToolsをダウンロードして、サイズを変換しましょう。適当にOtherでも選んで変換すればOKです。
 3DSに書き戻す際は、ダンプしたときと同じサイズになるようにすればOKです。

※消えてなくなると困る(DS・PSP時代の遺産はどんどん消えてますからね…)ので、一応こちらでもアップしておきます。


リストアする際は、injectよりリストアするのですが、流石に警告が表示されます。画面に従って操作しましょう。
DSC_0414
Aで続行します。
DSC_0415
これで書き戻すことができました。
DSC_0416

おわりに
 どこも扱っていない情報なので、まとめておきました。この方法であれば、実機とのセーブデータの共有も可能です(ポケモンエメラルド・牧場物語にて実証済み)。
 少々手順がややこしく、ゲームによってはセーブデータの変換が必要な場合もあるなど、面倒なのですが、興味のある方はやってみてはどうでしょうか。


スポンサーリンク